このアプリは、
販売士「3級」検定試験過去問・予想問題集2017
過去問題を中心に予想問題を制作しました。
各部門別に10問づつにくくり、覚えやすくしました。
また、クイズ形式にすることにより、スピーディに解答に進むことができます。
販売士とは
現在の流通業界を取り巻く環境は、少子高齢化やライフスタイルの変化をはじめ、IT(情報技術)化の急速な進展、流通外資の相次ぐ参入などにより、急激かつ大きく変化しています。
このような状況のもとで、流通業界で最も必要とされているのは、多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器として、ニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」なのです。
販売士検定試験の合格者には、販売のプロとして「販売士」という称号を付与しており、「流通・小売業界で必須の定番資格」として社会的にも高い信頼と評価を得ています。
検定試験は経済産業省、中小企業庁から後援を得て実施しており、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材の育成を目指した内容となっています。レベルは、1級から3級までの3つに分かれており、どの級からでも受験できます。
3級は売場の販売員のレベルで、販売員として最も重要な接客マナーや販売技術といった接客業務に関する知識が身につきます。2級は売場の管理者クラスのレベルで、店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入や在庫の管理といった知識が身につきます。店長や経営者クラスのレベルの1級は、トップマネジメント全般に関する商品計画や商品予算の策定、マーケティング政策の立案、人事・労務・財務管理といった知識が身につきます。
受験者は、小売業従事者だけではなく、製造業や卸売業、サービス業、さらには流通業界への就職を目指している学生にまで広がっています。これまでに約89万人(1級~3級の合計)の方々が合格され(平成26年3月末現在)、「販売士」として流通業界の各分野で活躍しています。販売士制度は、試験を施行するだけではなく、5年ごとに資格を更新する制度を設けていることから、講習会等の受講によって知識のブラッシュアップを図ることもできますので、就職やキャリアアップのために是非ともチャレンジしてください。
販売士検定(はんばいしけんてい)とは日本商工会議所及び各地商工会議所が実施する検定試験。 リテールマーケティング検定とも言う。
3級
小売店舗運営の基本的な仕組みを理解し、販売員としての基礎的な知識と技術を身につけ、販売業務を行うことが出来ること。
なお、この資格は有効期限が設定されており、資格の有効期間は取得から5年である。期限内に資格更新講習の受講または指定通信教育講座の受講をしなければ、失効する。但し、2級・3級は期限内に上の級の販売士試験に合格した場合、認定証の提示をすれば資格更新講習の受講または指定通信教育講座の受講が免除されて資格を更新することができる。
3級において一定の条件を満たした場合、一部科目が免除される。 条件・免除科目は次の通り。
各地商工会議所が開催する「3級販売士養成講習会」または日商指定の通信教育機関による「養成通信教育講座」を修了した者
免除科目:「販売・経営管理」
公益財団法人全国商業高等学校協会(全商協会)主催の「商業経済検定試験」の「ビジネス基礎」・「マーケティング」の2科目に合格した場合
免除科目:「マーケティング」
「ビジネス基礎」・「マーケティング」に加え、「商品と流通」・「国際ビジネス」・「経済活動と法」のいずれか1科目の計3科目に合格した場合
免除科目:「マーケティング」・「販売・経営管理」
1科目の科目免除を受けた者の試験時間は120分。2科目の科目免除を受けた者の試験時間は90分となる。
試験科目
1級~3級
小売業の類型
マーチャンダイジング
ストアオペレーション
マーケティング
販売・経営管理